中国のポータルサイト・百度に11日、世界をリードする日本のロボット技術が、ロボットをより人体に近いものへと進化させようとしているとする記事が掲載された。

 記事は、ロボットという人工知能や未来の生活に関わる特殊な分野で日本が世界の先頭を走っており、少子高齢化による労働力不足という社会的な必要性も相まって、日本におけるロボットの研究はより人間に近い構造を持ち、人間と一緒にさまざまな問題を解決する方向へと進んでいると紹介した。

 そして、日本のロボットが持つ大きな特徴は「リアリティ」であり、世界的にロボットの行動や思考を人類に近づける取り組みが行われる中で、日本ではすでにそこから一歩踏み出し「いかにしてロボットに人体同様の肉体をもたせるか」について研究を始め、歯車やネジのない「骨と筋肉でできたロボット」の開発に向かっているのだと伝えている。

 また、人体の仕組みが持つ複雑さは未だ解明されていない部分も多く、人類同様の肉体をロボットに持たせることは現時点では不可能としつつ、人類の肉体に近い材料を探してロボットを作ることで、よりスムーズで自由な「機械離れ」した動きを実現刷ることは可能であると説明。日本の大学ではすでに合成繊維で作った人工筋肉をゴムチューブに入れて筋肉群とし、これに電気を流して運動させる実験を進めており、電気信号に合わせて非常にリアルな動きを実現したと紹介した。
 
 記事は研究はまだまだ初期段階であり、運動強度の不足、電気信号による制御など、実用化に向けて解決しなければならない問題がたくさん残されているとする一方で、「これらの問題も、時間の経過とともにどんどん解決方法が見つかることだろう」と期待を示した。そして最後に「ロボットが人間そっくりに動くことができるようになれば、ロボットを恋人にすることも夢ではなくなるかもしれない」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)