中国のポータルサイト・網易に11日、日本の紙幣の裏側に描かれているデザインについて紹介する記事が掲載された。
 
 記事は、日本の紙幣は他国とは異なり、政治上の偉人が肖像画に採用されるのではなく、学術界、文芸界、経済界で功績を残した人物が肖像に描かれることが慣例になっていると紹介した上で、その「裏」に描かれているデザインを取り上げて解説した。

 まず、1000円札の裏側に描かれているのは、日本人にとって聖なる山である富士山だと紹介。富士山が湖面に映る「逆さ富士」はなかなか見られないために古くより吉兆とみなされており、1000円札には写真家・岡田紅陽の作品「湖畔の春」を元に描いたとされる逆さ富士が印刷されていると伝えた。また、2000円札の裏側には「源氏物語絵巻」第38帖「鈴虫」が描かれているとした。

 そして、5000円札の裏側は江戸時代の著名な画家・尾形光琳作の「燕子花図」であり、現代に至るまでに多くの絵画やデザインに影響を与え続けてきた、日本で広く知られている名画の一つであることを紹介した。さらに1万円札には平等院鳳凰堂の鳳凰像が描かれており、1000年の時を経て現在にまで残る非常に貴重な宝物が最大額面の紙幣に採用されるというのも納得だと評している。
 
 記事はまた、2024年に発行される予定の新紙幣3種類の裏面にも注目。1000円札は葛飾北斎の名画「神奈川沖浪裏」、5000円札は藤の花、そして1万円札は東京駅の丸の内駅舎がそれぞれ描かれると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)