中国のポータルサイト・騰訊網に5日、「コンクリートが便利で丈夫なのに、どうして日本人は今なお木造家屋を好むのか」とする記事が掲載された。

 記事はまず、コンクリート家屋に比べて建築費用が安いことを挙げ、木造家屋はコンクリートよりもコストが40%抑えられるとした。一方で、近頃では世界的に木材の供給が不足しており、木造家屋の価格上昇や工期が遅延する状況も発生していると伝えた。

 次に、木造家屋は冬暖かく夏涼しい点を指摘。コンクリートは熱伝導率が高いため、屋内の温度が外部の気候に左右されやすいのに対し、木造家屋は断熱率が高く、夏でも冬でも快適に過ごすことができると紹介している。

 また、木造家屋は想像しているよりも丈夫で地震の大きな揺れにもある程度耐えられるほか、軽量で柔軟性も高いと指摘。建ててから一定期間が経過し、リフォームする際も、コンクリート家屋に比べると自由度が非常に高いとした。

 そして最後に、木造家屋は木材の吸湿性が高く、屋内の湿度を適度に保ってくれるほか、精神をリラックスさせる効果も持っていると伝え、これらの効果は長時間木造家屋に住むことによってとてもはっきりと感じることができるのだと説明した。

 梅雨で気温も湿気も高くなる今の時期こそ、木造家屋が持つ強みが最も発揮される季節と言えそうだ。それでもうっかりしているとカビは生えてくる。コンクリート家屋でも木造家屋でも、大事なのはこまめにお手入れをすることだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)