中国は「平和的台頭」を自称しているが、中国のネット上では平和とはほど遠い議論も少なからず散見される。中国メディアの網易はこのほど、「日中が戦ったとしたら、自衛隊と人民解放軍のどちらが勝つのか」と問いかけ、分析する記事を掲載した。

 記事はまず、日本の軍事力について分析した。米グローバル・ファイヤーパワー誌の軍事力ランキングで日本は世界5位と評価されており、特に近年では中国の台頭に伴い、米国は日本に対する軍事面でのコントロールを緩める傾向にあると指摘した。事実、日本は長射程巡航ミサイルの開発を表明しており、開発に成功すれば中国にとって脅威になるという。

 しかし記事は、自衛隊がいくら実力を備えているとはいっても人民解放軍とは「比べものにならない」と主張した。例えば、海軍力では艦艇数で日本を大きく上回っており、日本にはない原子力潜水艦もあるほか、055型駆逐艦の攻撃力は海上自衛隊の艦艇を圧倒しているという。

 空軍力についても、中国はJ20が大量に配備されており、日本がF35を導入しても中国空軍は数で上回るので「徒労に終わる」と主張した。また、陸軍の保有する大量のミサイルはどんな敵であっても「震え上がるほど」の規模だという。それで、「日本が再び中国に戦争を仕掛けても、人民解放軍が応戦することになれば、昔の借りもまとめて返せるだろう」と自信を見せた。

 記事は、中国の軍事力は日本を圧倒していると主張しているが、日本の潜在能力を軽視するべきではなく、強く警戒し続け、気を緩めるべきではないと戒めて記事を結んだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)