国によって文化や習慣は異なるもので、特に食文化は大きく異なる分野の1つと言えるだろう。中国メディアの快資訊はこのほど、日本と中国の食文化の違いについて紹介する記事を掲載した。

 記事が指摘したのは、「日本ではレストランなどで食べ残した料理を持ち帰る人をほとんど見かけない」ことだ。中国ではレストランで食事が余ってしまった場合、店員に一言声をかければ容器を用意してくれて持ち帰ることができ、実際に持ち帰る人は多い。

 なぜ、日本では食べ残した料理を持ち帰る人がほとんどいないのだろうか。記事は「日本人の考え方と教育が関係している」と主張した。資源が少ない日本では多くの物資を輸入に頼っており、このため物価が高くなっているとし、これは食物についても同様で、このため日本では幼いころから「食べ物を粗末にしないように」と教えられていると伝えた。それで、食事の際には食べきれる量しか注文しないようになったとしている。そしてこれが代々伝わり日本の食文化になったので、もともと持ち帰る必要が生じるほど大量に注文しないのだと論じた。

 そして、このような食文化なので日本の食器は小さく、数口で食べ終わる量しか盛り付けないと紹介した。料理の種類は多いのでたくさんあるように見えるが、実際の量は少ないので浪費を防げるという。

 それで記事は、日本のこの食文化は学ぶに値するとし、中国人は外食の際には注文する料理の量に注意すべきだと結んだ。中国では大量の食べ残しを禁じる「反食品浪費法」が成立し、客に大量に注文させた飲食店に最高で1万元(約17万円)の罰金を科すとしている。フードロス問題を非常に重視している中国政府としても日本の例は大いに参考となることだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)