ベトナムのラオカイ省は中国雲南省と国境を接する省だが、中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど、ベトナム・ラオカイ省で暮らす中国人による動画を配信し、ベトナムで日本車がどのくらいの値段で販売されているかを紹介した。

 この中国人配信者は、ベトナム・ラオカイ省にある日本車メーカーの販売店の様子を撮影しながら、展示されている自動車の販売価格を中国語で紹介している。動画で取り上げている車のなかには日本未発売の車も含まれているが、ベトナムでは日本車は一体どのくらいの価格帯なのだろうか。

 配信者がまず最初に紹介したのは、中型セダンのモデルだ。車両のそばに設置されているパネルを見ると、販売価格はベトナムの通貨で7億3300万ドンと書かれている。これは日本円では約346万円であり、人民元に換算すると約21万5000元になる。

 ほかにも販売店内には3億ドン(約142万円)から10億ドン(約476万円)ほどの価格の日本車がずらっと並んでいる様子が映されており、日本でも販売されている車を見てみると、ベトナムと日本ではさほど車体価格に差はないことがわかる。一方、この動画を視聴した中国人ネットユーザーからは、ベトナムの日本車の価格は中国における同モデルの販売価格よりずいぶん高いとのコメントが寄せられているが、これは生産地と関税が関係しているためかもしれない。

 ベトナム人の2020年における平均月収は423万ドン(約2万円)だったことを考えると、一般的なベトナム人消費者にとって現在のところ日本車はかなり高価な存在だといえる。だが、2020年にトヨタ・ヴィオスがブランド別で販売台数トップとなったことから分かるように、ベトナムで日本車は高く評価され、大きな支持を集めている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)