中国のポータルサイト・百度に15日、「日本を知れば知るほど日本が好きでなくなるというが、それは間違いだ」とする記事が掲載された。
 
 記事は、来日5年のAさんの意見を紹介。日本のゴミ分別について、来日直後は確かにすごいと思ったものの、実際に自分でやるとなると様々な不便があり、ゴミの細かい分別はまさに仕事のようであるとの感想を伝えた。その上で「日本のゴミ分別は確かに面倒ではあるが、日本で生活する以上、現地の環境を守る努力をする義務がある。みんなが一緒に努力してこそ、その土地は美しさを保つことができるのだ」と論じている。
 
 次に、日本にやって来て3年という中国人女性のBさんが「日本には、人に優しくない点がある」として、銀行の窓口が土曜日と日曜日に営業せず、平日も午後3時というとても早い時間に閉まってしまうと不満をこぼすとともに、診療所も土日が休み、あるいは土曜日が午前中だけという営業形態であり、銀行に行ったり病院に行ったりするのにわざわざ平日の午後に仕事の休みを取らなければならないと語ったことを伝えた。
 
 その上で、銀行の営業時間については日本の銀行法により「営業時間は午前9時から午後3時まで」と規定されているほか、銀行では金額の照合や各種手続きなど閉店後の各種業務が非常に多いために、午後の早い時間に閉める必要があるのだと解説。診療所については事前に電話で予約して診療を受けることができるため、現地に行って順番を取る中国に比べれば便利だと説明している。
 
 記事は、日本にしろ中国にしろ、それぞれの場所にはそれぞれの習慣や生活方式があり、物事に対する考えた方も異なるため、「全てが自分にとって完璧」な場所など存在しないと指摘。その場所で暮らしていくと自分で決めた以上は、可能な限り積極的に適応していく姿勢が必要なのだと結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)