日本で働くということは、中国国内で働くよりも本当に稼げるのだろうか。中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど、日本で暮らす中国人による動画を配信し、日本でどれくらいの賃金をもらっているかを紹介している。

 この中国人配信者は、最初に自らが日本で働き始めた理由について「単純にお金を稼ぐ目的だった」と説明している。5ー6年前は中国の地元の小さな診療所で薬を販売する仕事をしていたが、午前7時から夜7時までくたくたになるまで働いて得られる1日当たりの収入は人民元で約60元(約1020円)だったそうだ。

 一方、この中国人は日本で働くことで「1時間あたり66元(約1120円)」の収入が得られているという。つまり5ー6年前の日給を日本で1時間で稼いでいることになる。しかも、仕事の内容は「簡単な作業」だと指摘し、であるという点を強調しており、中国で薬を販売していた時のような疲れやストレスは全く感じずに済むことを伝えている。

 配信者の中国人は中国に住んでいた時に看護師学校を卒業しているそうだ。中国の都市部にある「給料や待遇の良い病院」に勤務するには「コネと金」が必要だが、あいにく配信者が育った家庭はそれほど裕福ではなかっため、小さな診療所で働くしかなかったと自身の経験を伝えている。

 その後、結婚したが、中国人の夫も学歴や技術があったわけではないので、夫婦で日本に来てお金を稼ぐ道を選んだそうだ。近年の中国では都市部では給与水準が上昇しているが、地方や農村部ではまだ苦しい生活を強いられている人は多い。こうした人びとにとっては日本で働くということは中国で働くよりより多くのお金を手にできるということなのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)