日本には国民皆保険制度があり、さらに生命保険や医療保険も充実しているので国民が安心して医療を受けられる仕組みが整っている。中国メディアの網易は7日、「日本の医療費は非常に安い」と驚きとともに紹介する記事を掲載した。

 記事の中国人筆者はネット上で、日本で手術をしたというある男性の書き込みを見つけたそうだ。それによると、手術を受けて入院しても数千円ほどしかかからなかったという。「しかも食事つきで風呂も無料で入れる」というのを読み、自身の父親が中国で4日入院して5000元(約8万4000円)以上かかったのを思い出し、「日本の病院はこんなに安い」と紹介している。

 外科手術を受けて入院し、それでも費用が数千円だったということは、加入していた医療保険で費用のかなりの部分がカバーされたのだろう。そうした事情があったとしても、日本の質の高い医療サービスをこれだけの費用で受けられるというのは中国人の関心を引くには十分の話題だったようだ。記事に対して、中国のネットユーザーからは、質の高い医療を安く受けられる日本をうらやむコメントが寄せられた。

 全体の意見を総合すると、中国では痔や胆石などの小さな手術の場合、1万元から2万元(約17万から34万円)かかるようだ。保険がきかない血小板の治療に1日1万元(約17万円)かかったという人もいて、物価からすれば中国の医療費が高額なのは間違いない。別の人は、入院時に「24時間看護してくれる人を雇ったので、その費用だけでも1日240元(約4000円)かかった」と書き込んでいた。これは入院中の食事など、身の回りの世話を家族ができない場合、人を雇わなければならない中国の特殊な事情のためだ。

 中国でも大都市の病院では設備が整っていて医療技術も向上しているが、良い治療を受けようとすると相当高額になってしまうようだ。日本には各種保険があるほか助成制度もあり、安心して暮らせる社会になっていると言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)