中国人が誇りとする技術の1つに「高速鉄道」の建設技術がある。土台となっているのは日本など他国から提供を受けた技術だが、「独自技術」を強調し、「中国が発明した」と主張している。中国メディアの快資訊は5日、「中国高速鉄道の技術は日本には再現できない」とする記事を掲載した。

 中国では高速鉄道において、なにかと新幹線をライバル視する風潮がある。海外への輸出では受注を競い合うこともたびたびで、一方的に対抗心を燃やしているようだ。記事は、中国高速鉄道は「走行中の車内で立てたコインも倒れないほどの安定性」だと主張したうえで、安定性を支える2つの技術で「日本より上」だと主張している。

 1つ目は、「どんな地形でも線路を建設できる」こと。中国では高速鉄道網が全土に張り巡らされており、営業距離は2020年末までに3万7900キロを超えている。そのおかげで、様々な気候や地形に対応した建設の経験を積むことができたとしている。

 2つ目は、中国では「高速鉄道専用の高架橋を建設」したこと。日本と違ってカーブが少ないため速度を出しやすく、コインが倒れないほどの安定性も実現できたと誇らしげに伝えた。この2つを新幹線との「技術の違い」と言えるかは疑問だが、記事の中国人筆者はどうしても新幹線に勝てるところを見つけたかったのだろう。それほど、高速鉄道は中国人の自信のよりどころになっているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)