日本製品には、使う人の立場になって考えた細やかな気遣いがあちこちに見られるが、「窓」1つとってもそれがよく分かるという。中国の動画サイト・西瓜視頻ではこのほど、日本で暮らす中国人女性が、自身の住んでいるアパートの窓に見られる設計の細かさを紹介している。

 この女性が住んでいるのは、日本の一般的なアパートだが、中国では見たことがないような親切さを窓の設計から感じるそうだ。まずは窓やカギの「開閉が軽くて楽だ」と紹介。確かに中国の住宅の窓は開け閉めに力が要るものだ。

 また、「窓ガラスにワイヤーが入っている」と紹介。これには「防火、防爆」の作用があると説明した。このような網入り防火ガラスは、火災時にガラスが熱で割れてしまっても破片が飛散しないようになっている。最近では網のない防火ガラスもあるようだが、日本では法律で定められた地域では建物に防火ガラスが使われているため、日本人にはなじみがある。

 他にも、雨が降ってもサッシに水がたまらないようにサッシ下枠に水抜き穴があることや、窓下のレール部分にもロックがあること、窓が開けやすいように小さな突起が付いていること、小さな窓にも網戸があるなど、安心かつ快適に住める工夫があちこちに感じられると感動している。動画では指摘していないが、日本の窓は気密性も高いので防音やすきま風防止になっている。

 これに対して、一部には「中国にもこういう窓がある」という意見が寄せられたが、ほとんどの人が配信者に賛同していた。いずれも小さな部分ではあるが使う人のことを考えなければ作れないことから「中国でこれだけのことができる会社がいくつあるのか」、「格差を認める勇気が必要だ」など、多くの中国人が感銘を受けたようだ。中国では日本の窓のような細かな配慮はあまり見られず、日本の住宅がいかに住みやすいかが分かると言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)