中国メディア・騰訊網は4日、「中国の若い人が日本に住みたがる理由」と題した記事を掲載した。

 記事はまず、質の高い医療を1つめの理由に挙げ、世界的に見ても日本の医療レベルは非常に高く、なおかつ国民皆保険制度によって医療費の一部を国が負担するため、費用面でも安くて済むと伝えた。

 次に、歴史と伝統を重んじていることが随所に感じられるとし、東京のような世界を代表する近代的な都市でも、街を探索してみると古き良き歴史の息吹に溢れていることが分かると紹介。賑やかな都市の中に古い文化財が残っている東京の姿から、日本がいかに歴史や伝統を守ってきたかがうかがえるのだとしている。

 また、祝日が多いことも日本に住む魅力の一つであると指摘。法定の祝日が多いだけでなく、休みにはならないもののクリスマスやハロウィンなどといった外国の祝日を含め、年間を通してさまざまなイベントで盛り上がる機会が多いことにも触れた。

 さらに、街がきれいであること、ちゃんと列に並んだり、歩行者が赤信号をちゃんと待ったりと、社会秩序が良好であることも、日本のポジティブな点として言及した。

 日中間の政治的な関係、新型コロナ、日本企業による不祥事などにより、最近では日本の文化や社会を手放しに賞賛するような意見は中国のネット上で影を潜めつつあり、ネガティブな見方をする言論が増えてきている。これまで良い点ばかりが「神話化」されてきたことの揺り戻しとも言えそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)