公共バスは日常の暮らしに欠かせない交通インフラの1つと言えるだろう。地域によっては、バスがなければ通学や買い物などに困る人もいるはずだ。同じバスでも日本と中国では大きな違いがあるという。中国メディアの百家号は3日、「日本と中国のバスの違い」を紹介する記事を掲載した。

 中国でもバスは人びとの生活に欠かせないものとなっており、通勤ラッシュ時のバスは非常に混雑するものだ。日本のバスは一見すると中国と大差ないように見えるが、利用してみると「細かなところにまで気遣いが行き届いている」という違いがあるのだという。

 記事によると、日中のバスはそもそも「車内が違う」そうだ。中国のバスは椅子がプラスチックなのに対し、「日本はふかふかだ」と乗り心地の良さを紹介した。また、誰でも乗り降りしやすいようにスロープ(渡り板)が準備され、車いす利用者のためには専用スペースと固定装置が準備されている。

 また「車内広告がない」のも中国との違いだとしているが、日本の公共バスにも紙の広告はあるので、モニターでの広告のことを指しているのだろう。中国では車内のモニターから常に広告が流れているが、モニターが故障していることも少なくない。

 記事はまた「運転手と乗客の民度も違う」と指摘している。運転手は利用者に優しく、ブレーキをかけたり速度を上げたりする前に毎回アナウンスをしてくれるほか、乗客も静かで大きな荷物は足元に置くなどマナーが良いと感心している。記事の中国人筆者によると、「中国人の民度が低いというより、日本人の民度が高すぎる」のだそうだ。

 日本と中国のバスは、利用者も環境も違うので一概に比較するのは難しいが、「日本のバスが快適」だというのは確かなようだ。静かで安全運転で「椅子もふかふか」な日本のバスを実際に体験すれば、中国人の多くはきっと驚くことだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)