世界の歴史を振り返ると、強国や大国とされた国の多くは「国土面積も相応に大きい」傾向があるが、面積が小さくても実力があって強大な力を持つ国も存在する。中国メディアの快資訊はこのほど、世界には「小さい国であっても強国と呼ぶべき、侮れない国が3つある」とする記事を掲載した。

 記事が挙げた3つの強国のうちの1つは「日本」だ。記事は、中国や米国などの国土面積と比較すると、日本は「圧倒的に小さい国だ」と主張。ところが、歴史を見ると日本は学習能力が高くて軍事力も強く、「勇猛果敢な国」であったことが分かると主張。しかし、第二次世界大戦で敗れてからは、日本の「勇猛果敢な精神」がすっかり失われてしまったが、「面積が小さくても実力があって強大な力を持つ国」の1つであることに変わりはないことを伝えた。

 続けて、2つ目の国として「ベトナム」を挙げ、日本と同様「アジアの勇猛果敢な国と呼ばれている」と紹介。人口も国土面積も日本とそれほど変わらないが、野心が強くて戦闘能力も高く、ベトナム戦争では米国を相手に勇敢に戦って勝利したほどだと伝えた。しかし、1979年の中越戦争で中国はわずか1カ月でベトナムに勝利したと主張。そのため、今のベトナムはおとなしくなり以前ほどの勇敢さはなくなったとしている。

 3つ目の国は「スイス」だ。欧州の強い小国であるスイスはわずか4万平方キロメートルほどの国土で人口は1000万人にも満たないが、その国力は世界的に有名だと紹介。第二次世界大戦中もスイスはどこからも攻撃されることなく、金融産業などで独特な地位を確立したスイスには米国やロシアでさえ手を出す勇気はないと論じた。これは、永世中立国としての立場と国民皆兵ともいえる制度のためでもあるとしている。

 中国では記事の主張のように、自国や他国について「強国か、大国か」などと分析する論評が数多く存在する。国土面積が大きいことが強国や大国の条件と考えている人は少なくなさそうだが、それだけでは本質を見誤ってしまうのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)