日本で食されている食肉は主に鶏肉、豚肉、牛肉の3種類だ。羊肉も食されているが消費量は非常に少ない。中国メディアの百家号は1日、日本人が羊肉をあまり食べない理由について紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本は美食の種類が豊富だと紹介。寿司や刺身、ラーメンのような料理から、たこ焼きなどのB級グルメまで幅広く、日本の「食文化」は外国人観光客の楽しみの1つとなっていると伝えた。

 日本の食文化は幅広いはずなのに、なぜ羊肉の消費は非常に少ないのだろうか。記事の中国人筆者はその理由を4つ分析している。まずは「羊肉食の歴史が浅いこと」。北海道で養羊が奨励されるようになったのは明治時代になってからであり、羊肉は長い間、日本人にとって「身近な存在ではなかった」と強調した。

 さらに2つ目は「放牧できるような土地が少ないこと」を挙げた。山が多く、森林率が高い日本では、平地が少ないため大規模に放牧できるのは北海道くらいしかないと伝えた。3つ目は「肉食自体が長く禁止されていたこと」。肉食禁止令により、肉食そのものを1000年以上避けていたため、羊だけでなく肉食そのものの歴史が浅いとした。4つ目は「淡白な味を好む習慣」。日本には食材の味そのものを楽しむ習慣があり、淡白な味付けが多い。そのため独特のにおいのある羊肉は敬遠されるのではないかとした。

 中国では「羊肉」は非常に身近な食材であり、街に出れば羊肉を串に刺して焼いて提供する露店があちこちに存在する。ちなみに、中国でいう「羊肉」はヒツジ肉とは限らない。中国語でヒツジは「綿羊」、ヤギは「山羊」というが、どちらの肉も「羊肉」と呼んでおり、特に中国南方や台湾では「羊肉」と言えは「ヤギ肉」を指すようだ。いずれにしても日本ではどちらの肉もあまり食されていないのは事実であり、中国や台湾に行く機会があれば試してみるのも良いかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)