中国のポータルサイト・百度に28日、信じられないほど薄く削る技術を競う日本のかんな職人について紹介する記事が掲載された。

 記事は、機械設備が発展した現代において中国では伝統的な木工製造技術がますます少なくなっているする一方で、伝統技術を非常に重んじている日本では毎年各種の木工技術を競うコンテストが行われており、かんな削りの大会もその一つであると紹介した。

 そして、日本各地のかんな職人が一堂に会して行われるかんな削り大会では、削った木材の平滑さを競うのではなく、削った際に出るかんなくずの薄さを競うのだと説明。参加者が自ら持ち込んだ木材を使用し、コンディションに合わせて時間をかけてかんなの歯の出具合をハンマーで微調整した上で3度の試技を行うと伝えた。

 その上で、試技ではそれぞれの職人が両手でかんなをゆっくりと引いていき、これに伴ってゆっくりと足を後退させていくと紹介。作業全体に渡り非常に緊張した空気が漂うなか、紙よりも薄い美しいかんなくずがスルスルと伸びていくとし、「信じられないことに、これまでで最も薄い記録はなんとわずか3マイクロメートルなのだ」と説明している。

 記事は、日本ではこのようなコンテストを通じて職人たちが自分の技術を披露すると同時に、職人どうしによる経験や技術の積極的な交流も図られていると指摘。機械化がますます進む中で伝統的な木工技術を長く存続させていくために、みんなで協力しあっているのだと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)