日本人の仕事はまじめで細かく、日本の商品には使う人のことを考えた設計が至る所に見られる。中国メディアの網易は24日、「日本の食品の包装」について紹介し、利用者のためのアイデアが光ると紹介する記事を掲載した。

 中国では、たびたび日本の商品の「高い品質」や「優れた設計」が話題となっているが、記事によると最近ある動画で「日本の食品の包装」が改めて注目されたという。ある投稿者が「日本のおやつの包装」と題して、日本で見られる便利な包装を複数紹介したところ、「利用者のことを考えた設計はまさに極まっている」など称賛の声が集まったそうだ。

 例えば、日本のインスタントヌードルには底の部分に「フタ止めシール」が付いていることも称賛された点の1つだ。お湯を注いで出来上がるまで、フタが開かないように何かを乗せなければならないが、シールがあれば確かに便利だ。中国の場合はインスタントヌードルに「プラスチック製のフォーク」が最初から入っているので、そのフォークでフタを刺して止めるのがごく一般的な方法になっており、筆者は「もうフォークが必要ない」と感心している。また、中国ではインスタントヌードルのことを「便利な麺」という意味で「方便面」と呼ぶが、「日本の方便面は、本当に便利だ」とも称賛した。

 また、動画では「どこからでも切れるマジックカット」を紹介。これも大きな反響を呼んでいるそうだ。中国の商品にはよく「ギザギザ」が付いているが切りにくく、あきらめてはさみを取り出すことがあると伝えている。これは袋の素材に問題があるのかもしれない。しかし記事は、日本の商品によく使われている「マジックカット」はどこからでも軽々と切れる、と快適さを強調している。このマジックカットは、単純に切り口を切るのではなく、小さな穴を無数に付けるという方法を使っているそうだ。発想力も素晴らしいが、穴が非常に小さく高い技術が求められるため、まさに匠の技だと言えるだろう。
  
 記事はほかにも、切り口に沿って穴を開けると「自動販売機のように個包装の商品を取り出せる箱」や、目の不自由な利用者でも内容を確認できるように「切り欠きを付けた牛乳」、「酒の缶に点字を付ける」ことなど、利用者の目線で開発された包装が多いと紹介。いずれも、無くても生活はできるがちょっとした工夫で消費者の生活がより便利になっていると言えるだろう。消費者に喜ばれるサービスを目指してきた日本企業は、これからもより便利な商品の開発を進めていくことだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)