中国のポータルサイト・百度に26日「どうして中国で日本のJKが流行したのか、真剣に考えてみた」とする記事が掲載された。

 記事は、「JK」とは日本語の「女子高生」の略称であり、中国では日本の女子高生の制服をイメージしたファッションのことを指すようになっていると紹介。ここ数年、チェック柄のスカートに白いシャツといった「JKファッション」を中国の街で見かける頻度が高まっており、「50メートルに1人は見かける感じだ」と伝えた。

 その上で、タオバオなどのECサイトを利用してJKファッションを購入しているのは主に高校生と大学生であり、「美少女戦士セーラームーン」「カードキャプターさくら」「名探偵コナン」など女子高生の制服や制服風コスチュームを着たキャラクターが登場する日本のアニメの影響を強く受けて育ってきた世代であると説明した。

 また、2013年ごろに日本政府が「クールジャパン」戦略を打ち出し、日本のソフトパワーを海外に積極的に輸出する取り組みを始めたことで、中国を含む世界各地に日本のコスプレ文化が浸透し、アニメキャラクターが着用していた制服のコスプレをする中国の若者が増えたことも、中国における「JKブーム」を引き起こす要因の一つになったとしている。

 さらに、中国の学校では機能性を優先したジャージーの制服が一般的で、青春時代におしゃれを楽しみたいという抑圧された欲求も、「JKファッション」に強い憧れを抱かせることにつながっていると紹介。本場である日本の女子高生の制服とは異なり、中国の「JK」は日常生活においていつでもどこでも着用する「自由」を楽しむものになっているのだ伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)