中国のポータルサイト・百度に20日、「日本は、宋朝が滅んでから中国に畏敬の念を抱かなくなった」とする記事が掲載された。

 記事は、海を隔てた隣国どうしである日本と中国は歴史上非常に多くの往来を重ねてきたとし、記録として残っている最も古い時期は漢の時代だと紹介した。そして、唐の時代には文化の重要性を意識するようになった日本が盛んに遣唐使を中国に赴かせ、各種技術や知識を学んで戻らせたと伝えた。

 また、唐の衰退により日中間の往来は一時中断したものの、宋の時代に再びやり取りが活発になったとし、文化から経済に至るまで日中間の交流は非常に和気あいあいとしたものだったと紹介した。さらに、日本の鎌倉時代には南宋との貿易が強化され、南宋の銅銭が大量に日本に出回り、流通するようになったとしている。

 一方で、「不幸なことに南宋が滅亡してしまうと、日中間の往来は長期間にわたり中断してしまう。そしてこれ以後、日中両国はそれまでのような関係に戻れないまま現在に至るのである」と指摘。モンゴル民族の王朝である元に対して日本は好感を持たず、朝貢を拒否し、明朝との間では貿易が行われたものの豊臣秀吉による朝鮮出兵で矛を交えるなど、すべてにおいて友好的な関係ではなかったと伝えた。

 そして近代に入って日本が急速に発展すると、日本人は中国を見下すようになり、挑発を仕掛けるようになったと主張。日中戦争では中国に大きな悲劇がもたらされたとした。

 記事は、戦後から現在に至るまで日本と中国の関係は良くなったり悪くなったりを繰り返しており、いつまでたっても完全に関係が修復されていないと紹介。「両国間には短期的、一時的な共通利益はあっても、長期的な友誼は存在しない。このような状態は、もしかしたら未来永劫続くかもしれない」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)