パンダは日本で大人気の動物と言えるだろう。2017年にシャンシャンが生まれた際には日本中がお祭り騒ぎとなり、上野動物園は大混雑となった。一時期は、シャンシャンを見るのに整理券が必要で、1人当たり30秒という時間制限が決められたほどだ。

 日本でパンダが大切にされているのは、パンダ自身のみならず、パンダの活動スペースまでも常にきれいになっていることからも分かるだろう。中国人のなかには、日本のパンダがくっきりときれいな白黒であるのを見て、薄汚れているように見える中国のパンダとの違いに驚く人もいるそうだ。中国メディアの快資訊は9日、「日本のパンダはなぜきれいなのか」と問いかける記事を掲載した。

 記事はまず、日本でパンダが大切にされているのは認めるが、中国でも「国宝」として大切にされていると強調。決してないがしろにされているわけではないと擁護している。パンダをかわいい動物だと思うのは中国人も同じで、数が少ない希少動物として保護を受け、重点保護動物に指定されていると伝えた。

 ではなぜ日本のパンダは中国より「きれい」なのだろうか。記事は、パンダの毛というものは油分で覆われているものだと指摘。そのため中国ではパンダを頻繁に洗うことはしないが、パンダをアイドル化している日本では洗ってしまっているのだろうと推測している。しかし、日本の動物園でパンダを洗っているという情報はないようだ。パンダはきれい好きな動物で水浴びを好むので、洗わなくてもきれいな状態を保てるのだろう。やはり飼育環境の違いなのかもしれない。

 日本でパンダが大切にされているのは中国人も実感しているらしく、中国外交部もシャンシャンに言及した際、日本人に対し、特に上野動物園の心のこもった行き届いた世話に非常に感謝していると謝意を示したほどだ。これからもパンダは日本中で愛されていくことだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)