日本で冬に使われている暖房器具は、オイルヒーターやファンヒーター、エアコン暖房などさまざまで、こたつや石油ストーブも根強い人気がある。中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど、日本で暮らす中国人が石油ストーブ用の灯油を買うため「日本のガソリンスタンドを訪れた」ことを動画で配信した。
配信者の中国人女性は、夫とともに灯油を買うためにセルフ式のガソリンスタンドに来店。ガソリンスタンドの様子と、そこで灯油がセルフで買えることを説明している。帰宅後に石油ストーブを付けて見せて「これが日本の住宅で使われている暖房だ」と紹介している。
女性は主に、日本のセルフ式ガソリンスタンドがどういうシステムになっているかを紹介したかったようだが、コメント欄には「日本の石油ストーブ」に注目するコメントが寄せられた。なぜなら中国では「石油ストーブ」は非常に珍しい存在だからだ。
たとえば、「どれだけ暖かくなるのか」、「においはしないのか」、「排気はどうやって外に出しているのか」などのコメントがあり、中国では見ることのない暖房器具に興味津々のようだ。中国の北方ではセントラルヒーティングがあり、南方は暖房器具を使うこともあるが電気ストーブが多く、日本のような石油ストーブはほとんどないという。
ちなみに、灯油は中国では「煤油」と言い、軽油は「柴油」という。ガソリンは「90号」や「95号」などオクタン価で表示するのが一般的であり、数字が大きい方がオクタン価が高く、ガソリンの質が高いことを意味する。こうした違いも中国人には興味深かったようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
これが日本の暖房器具なのか! 中国人が興味を持ったモノとは
2021-02-26 09:12
