中国のポータルサイト・百度に22日、「弾丸ほどの小国である日本の実力は、いったいどれほど強いのか」とする記事が掲載された。

 記事はまず、日本が今なお世界的な経済大国であることを紹介。1970年代からおよそ40年余りにわたり世界第二の経済大国の地位を保ち続けてきた日本経済の実力は、圧倒的な成長を見せた中国に追い抜かれたもののなお決して見くびってはならないレベルであると伝えた。

 そして、電子分野や自動車製造分野などを中心に多くの分野で世界をリードしており、トヨタや三菱など、世界にその名を広く知られているブランドは枚挙にいとまがないとしたほか、1人当たりのGDPを見ても中国よりもはるかに高い水準だと紹介している。

 次に、軍事的な実力も過小評価してはいけないと主張。日本には正規の軍隊がなく、専守防衛を旨とする自衛隊のみが存在するものの「実際は他国の軍隊と大きな違いはない」とし、最新兵器の調達、合同軍事演習などを積極的に行っており、防衛予算は西洋の大国の軍事予算に引けを取らない規模にまで膨れ上がっていると伝えた。

 その上で、「仮に専守防衛という制限が解除されたならば、すぐに核兵器を開発して、殺傷性の高い兵器を大規模配備する体制を整えることができるだろう」と評している。

 記事はさらに、「三角関係外交に長けている」という点を挙げている。その最たる例が日米中の3カ国の関係であり、日米両国が同盟関係にありながら、米国による中国への圧力に対して日本がしばしば「正論」を主張し、必ずしも米国の言いなりにならないケースが見られると指摘。その結果「米国の怒りを必要以上に買うこともなければ、中国人の日本に対する憂慮を和らげることに成功する」という見事なバランス感覚を持っているのだとした。

 そして「日本はこの両大国の間を自由に行き来し、時として中国にいい顔をしつつ、米国の期待も裏切らないということをやってのける。そして、チャンスをうかがって自らの国益を実現するのである」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)