アジアで最初に先進国になったのは日本であり、今ではシンガポールや韓国も先進国に数えられる。国内総生産(GDP)では世界2位の中国だが、いまだに先進国とされることはなく、中国自身も発展途上国であると自称している。中国メディアの百家号は19日、海外から中国はどう見られているかについて紹介する記事を掲載した。

 中国は「発展途上国を自称」しているが、外国人はどうとらえているのだろう。記事は、上海などに旅行に来る「西洋人」は、あまりの発展ぶりに感銘を受け「発展途上国のままでいる中国は謙虚だ」と感心すると主張。人目を引く建物、便利な交通機関、モバイル決済も普及していて、実力を隠そうとしているのではないかと勘繰られるほどで、「事実は隠せないものだ」と誇らしげに伝えている。

 しかも、西洋人のみならず「中国をよく理解している日本人」も、中国の発展を認めていると主張。中国の経済力、立派な建築物、交通などは「意外なことに日本人にも認められている」と伝えている。中国の都市部が発展しているというのは、誰が見ても一目瞭然だろう。中国はメンツの立つように、目に見えて分かりやすい発展を目指してきたからだ。

 とはいえ、外国人の評価を真に受けるべきではないとも付け加えている。「一人当たりのGDPは先進国のレベルに追いついておらず、貧困から抜け出そうと努力している人も少なくない」からだ。

 中国は都市部と農村部の格差は大きく、まだ先進国入りの水準には達していないのは事実だが、GDPで世界2位となり、今なお発展を続けていることに対して「発展途上国としてのメリットだけを享受し、影響力に見合った責任を果たしていない」という批判があるのも事実だ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)