清潔で暮らしやすく見える日本の家屋。部屋自体が小さく、空間が限られているマンションなどでも快適な間取りの家が多いが、その秘密とは何か。中国メディア百度は、「その秘密は玄関にあり」と説明している。どういう意味か。

 まず、記事は玄関の役割について説明している。「玄関は外と内の空間を分ける役割がある。外からのホコリを持ち込まずに玄関で止めておける。そのため部屋全体を清潔に保つことができる。今のようなウイルスに警戒する必要がある時代には、玄関があることで健康にも役立つ」と説明。中国ではPM2.5など大気汚染の問題が深刻なため、服に粉じんなどのホコリなどが付着することがある。そうしたホコリも玄関で払ってしまえば、家の中に持ち込まないで済む。

 さらに、「部屋が片付いて見える」という点も利点。玄関を開けるとすぐにリビングが見えると、家全体が散らかって見える。また玄関には、靴などを入れるちょっとした収納空間が設けられているため、玄関の空間があることで、片づけやすくなる。

 さらに、玄関、キッチン、部屋、バスルームなどの各部屋の空間を仕切ると、一つ一つの空間は狭くなるが、各部屋の機能を分けることで、各部屋の壁紙などを変えるなどでき、それぞれの空間の雰囲気に違いを持たせることができる、とも指摘。

 記事は「日本には昔から、玄関の役割を果たす土間があった。それで、日本の家では今でも玄関がある。日本には古来からある“玄関”は、健康にも役立ち、空間を有効に用いるための知恵だ」とまとめている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)