中国のポータルサイト・百度に21日、日本の「小さな街」が持つ旅の魅力について紹介する記事が掲載された。

 記事は、日本を旅行するたびに名前も知らない小さな街の風景にしばしば心を打たれると紹介。人の往来が激しく賑やかで華々しい大都市や、多くの人が押し寄せる観光スポットよりも、一見何もないような小さな街こそ「本当に見てみる価値がある場所なのだ」と伝えた。

 そして、日本の小さな街が持っている「値打ち」が、その静けさにあると指摘。現地で暮らす人びとは海や山に近い場所で日の出から日の入りまで働き、魚を取ったり、田畑を耕したり、果樹を栽培したりといった何の変哲もない日々を静かに繰り返していくのだとした。

 その上で、彼らの生活は「お金儲け」という言葉からは離れた場所にあるものの、その生活からは「他の誰よりも幸せを感じる」のだと説明。魚を獲ったり青果を栽培、収穫したりといった素朴な活動の中には「物質的な豊かさだけでなく、精神的な豊かさがある」と伝えている。

 記事は、小さな街はその景色が人びとを魅了するだけでなく、ゆったりとした時間の流れの中で営まれる素朴で落ち着いたライフスタイルに心を惹かれるとし、「この『落ち着きの美』があるからこそ、旅をして多くのものを感じる価値があるのだ」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)