中国のポータルサイト・百度に21日、「中国の自動車を日本で売るには、どれほどの困難が存在するのか」について解説する記事が掲載された。

 記事はまず、海外から自動車を日本に輸入する際には通関手続きを行わなけばならず、そのための資料をすべて揃えるのに手間がかかると紹介。また、輸入許可が下りても「車検」を通らなければ日本で販売することができないとし、国連による車両型式相互承認協定(58協定)に加盟していない中国からの自動車はすべての項目について検査を実施し、合格する必要があると伝えた。

 また、日本の安全基準をクリアしていることの認証を取得することも、外国車を日本で販売するうえでの大きな難関になっていると指摘。日本の道路輸送車両の安全基準は全部で73項目あり、燃料規格、重量、回転半径、伝動装置、走行装置、転向装置、制動装置、電子設備、事故防止装置など各項目について厳しい要件が課されているとしたほか、ランプ一つとってもその数量、搭載位置、形状など細かい基準が定められているのだと紹介した。

 その上で「これらの関門をすべてクリアできなければ日本でナンバープレートが取得できる自動車として販売することはできない」としつつ、真の困難は実はその先に待っていると説明。それは、国産車に対する絶大な信頼を持つ日本の消費者に受け入れられるかどうかという問題であり、外観や遊び心よりも実用性の高さが問われると伝えており、「どんなに見た目が豪勢であっても、実用的でなければ買う人は少ないのだ」と指摘している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)