中国のポータルサイト・百度に20日、日本で「男尊女卑」の思想がいまだに強く根付いていることを示す事象について論じる記事が掲載された。
 
 記事は、日本社会においては今なお女性に雑用を任せるケースが多く、その背景には男尊女卑の思想があると紹介。この状況を象徴している事柄の一つが、家事代行サービスが一般家庭に普及していない点だと伝えた。

 そして、日本にも家事代行サービスはあるものの、その利用者はほとんどが単身者、あるいは日常の行動に支障がある一人暮らしの高齢者などであり、一般家庭が利用するケースは少ないと説明。そこには「家事は妻がやるべきもの」という考え方が影響しており、中国や欧米のように広く一般家庭に家事代行サービスの利用が浸透しないのだとしている。

 また、ベビーシッターについても同様のことが言えると指摘。「日本の男性は、潜在的に『女性は楽をし過ぎてはいけない』という意識を持っている。だからこそ男女平等がなかなか進まないのである」と評した。

 さらに、出産においても中国をはじめとする世界各国で無痛分娩が普及しているのに対し、日本では無痛分娩の利用率が全体の5%程度にとどまっていると紹介。「日本には無痛分娩ができる場所が少ない」というのは言い訳に過ぎないとし、無痛分娩が普及しない理由は「お腹を痛めて生んだわが子だからこそ、かわいいと思える」という考え方が社会を支配しているからだとの見方を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)