中国のポータルサイト・百度に18日、中国と日本の工業にはあまり目立たない部分に大きな差があるとする記事が掲載された。

 記事は、中国と日本との工業技術分野の差を知るうえで大きな手掛かりになる事柄として、ノーベル賞受賞者数の違いを挙げ、日本では科学系分野ですでにおよそ20人が受賞しているのに対して中国はわずか1人にとどまっていると伝えた。

 そして、具体的な技術分野ではまずリチウム電池の技術に言及。中国は電気自動車市場をリードしているものの、その重要な部品の一つであるリチウム電池の開発では日本がリードし続けてきたと紹介した。また、半導体材料分野でも日本企業が世界市場の半分以上のシェアを獲得しているのに対し、中国の技術は初歩段階の域を出ていないとしている。

 さらに、精密な工業製品を製造するうえで欠かせない工業用ロボット分野でも日本企業が世界4大巨頭のうち2つの席を獲得していると指摘。軸受についても日本精工を始めとする日本企業が世界最先端の技術を持っているのに対し、中国の軸受製造は基本的に「模倣品」であり、精密機器に用いる軸受はなおも輸入に頼っていると伝えた。

 このほか、軍需工業や航空宇宙などの分野で広く用いられている高強度の炭素繊維材料技術も日本企業の掌中にあり、日本は炭素繊維材料製造工程の各セクションにおいて世界で最も多くの特許を持っていて、中国との差は非常に大きいと評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)