日本では、毎年のように「ごみから高額の現金が見つかる」ニュースが報じられる。多くは、高齢者が家族に内緒でタンス預金をしていたものが何かのきっかけでごみとして捨てられ、業者やごみ処理施設により発見されるというものだ。中国メディアの快資訊は16日、日本はタンス預金が多いようだと紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本で時折報じられる「ごみから現金が発見される」ケースでは、金額が2000万円や4000万円など高額であると紹介。高額なのでニュースになっているが、10万や100万単位のケースを含めればさらに多くなるはずだ。中国では「お金がなければ日本でごみを漁ろう」などと冗談が交わされていると伝えた。

 それにしても、なぜ日本人はタンス預金が好きなのだろうか。記事は「社会の傾向を表している」と分析。銀行に預金して欲しい政府の期待通りにならないのは、多くの国民が政府を信用していないからではないかと主張した。だが、「政府への信頼」はあまり関係ないと思われる。

 一般的な理由には、特に高齢者の場合家に現金を置いておけば、わざわざ現金を引き出しに行かなくても済む利点があるほか、銀行の破綻を心配する、金利が低いから、さらには家族に知られたくない場合などが考えられるだろう。現金の存在を本人しか知らないまま亡くなって、何も知らない家族や業者が気付かず捨ててしまうケースが多いようだ。

 実際のところ、同様の傾向は中国でも見られ、高齢者を中心に現金を家で保管している人は少なくないようだ。しかし、保管方法が悪かったため、紙幣がボロボロになってしまったというケースも散見される。タンス預金には災害や盗難などのリスクもあり、日本では相続税を申告しないと脱税行為になってしまう恐れもあるので、注意が必要だ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)