日本には中国由来の伝統文化が非常に多い。なかには、本家の中国で失われたものさえ残っているほどだ。なぜ日本人は中国人以上に「文化の伝承」がスムーズなのだろうか。中国メディアの快資訊は16日、「日本が中国よりも伝統文化を上手に伝承できている理由」を分析する記事を掲載した。

 記事は、「国の事情が違った」のが主な理由だとしている。世界4大文明の1つが生まれた中国では、早い時期から多くの文化が誕生したが、「消えた文化」もまた多かったと言えるだろう。中原王朝の時代は戦乱続きで、「文化・文明が生まれるのも容易だが失われるのも容易だった」と残念がった。戦乱のなかでは、衣食を確保するので精一杯で、文化の保存まで考えられなかったからだ。

 では日本はどうなのだろう。記事は、日本は自然災害の多い国だが他国からの侵略は少なく「中国よりも安全だった」と分析している。内戦も戦国時代くらいのもので、天皇が126代も続いてきたことからも、日本がいかに安定した国だったかが分かると中国との違いを指摘した。

 日本は中国に比べれば歴史は浅いものの、文化を学び、受け入れ、伝承する条件は整っていたと言えそうだ。失われてしまった中国の伝統文化を見てみたいと、海を越えて日本を旅行で訪れる中国人も少なくない。日本で生まれた文化も、中国など他国から学んできた伝統文化も、大切に伝承していきたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)