一般的に中国人は、「プライバシー」について日本や西洋諸国ほど敏感ではないと言われる。事実、中国では自分の顔や名前がネット上に掲載されることにまったく抵抗がないという人は少なくない。中国メディアの西瓜視頻はこのほど、日本人と中国人のプライバシーに対する考え方はまったく異なるので、「日本で動画を撮影する時はプライバシーに注意すべき」と注意を促す動画を配信した。

 日本在住という配信者の中国人女性は、近所にある住宅街の家はどれも大きくて庭もきれいで、ぜひ撮影して動画を配信したいと思ったそうだが、「プライバシーを侵害してしまうのではないか」と心配で実行には移していないという。

 そのように考えた理由について「日本では誰もがプライバシーを非常に重視しているから」と説明。その一例として、日本では窓のカーテンが二重になっていることを挙げた。昼間でもレースのカーテンを閉めて外から見えないようにするほどプライバシーを重視すると紹介。この点、中国ではレースのカーテンを付ける家は少なく、夜になってもカーテンを開けっぱなしという家も多い。

 そのうえで、日本での動画撮影は「肖像権の侵害」に特に注意すべきだと指摘。この点、グーグルマップのストリートビューでも、写った人の顔や車のナンバーにはモザイクなどをかけて配慮していると伝えた。また、他人のプライバシーに気をかけるだけなく、自分のプライバシーにも注意を払い、安易に自分の住む場所が分かってしまうような撮影はすべきではないと注意を促した。

 これは全くの正論であり、日本では多くの人が普通に気配りできることだが、中国ではプライバシーの概念があまりないので、こうした注意を促す必要があるのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)