中国の首都は歴史を通じて何度も変わっているが、現在の首都は北京市だ。では、日本の首都はどこだろうか。中国メディアの騰訊はこのほど、「日本には首都がない」と紹介する記事を掲載した。

 日本に首都がないと聞くと、多くの人は「首都は東京に決まっている」と思うかもしれない。しかし記事は、日本は明確に東京を首都とは定めておらず、日本のどこが首都なのかを定めた正式な文書や法律は存在しないと指摘している。
 
 続けて記事は、東京は首都機能を持っており実質的に首都のようなものであるが、「法定の首都ではない」と説明。中央政府が東京にあり、首相官邸も東京なので、日本人自身も含めて多くの人が日本の首都は東京だと思っているだけだと伝えた。

 では、なぜ日本には法定の首都がないのだろうか。記事は、1950年に制定された「首都建設法」では、東京が日本の首都と明記されていたと紹介。しかし、1956年にこの法律は廃止され、今に至るまで代わりとなる法律が定められていないので、法定の首都がないままになっていると解説した。

 確かに、記事が指摘するとおり日本には法で定められた首都はないが、多くの人が日本の首都は東京であると認識しており、法定の首都がないことで日常の生活や仕事に何か影響が出るということはないと言えるだろう。したがって、あえて法律で首都を定める必要性がなかったのだろうが、中国人からするとこれは大変奇妙なことに感じられるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)