長く海外に住んでいた人が母国に帰った時、「浦島太郎」状態になるというのはよくあることだ。中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、日本に住んで15年という中国人女性が、中国へ一時帰国した時に感じた中国の発展ぶりについて紹介する動画を配信した。

 新型コロナウイルスの流行前に一時帰国したという配信者は、中国で両親らと小旅行へ行ったそうだが、その際に中国の発展を肌で感じたそうだ。その主な理由は「モバイル決済の普及」だ。長く日本に住んでいるため、中国ですでに普及したモバイル決済の手段がなかったという配信者は、中国滞在中の買い物は「現金での支払い」しか手段がなかったという。

 ところが、中国では屋台から個人商店、ショッピングセンターにいたるまでどこもモバイル決済が普通であり、現金で支払うと店員から「なぜ現金払い?」との表情をされたそうだ。中国では財布を持たなくてもスマホがあれば大丈夫という話を聞いてはいたが、今回それを実感したようで、中国の発展ぶりに非常に驚いたようだ。この分野では中国の方がずっと便利であり、「日本は遅れている」と思ったという。

 このほか、「中国は貧富の差が非常に大きい」とも感じたそうだ。中国の高級レストランは日本より値段が高いほどで、そうしたレストランで食事ができる人とできない人の差が大きいと指摘した。また、中国の国内旅行についても観光地の入場料や食事は非常に高かったと紹介。日本の国内旅行の方が費用は安く抑えられると感じたと述べている。

 確かに、モバイル決済の普及という点では中国は進んでいると言え、日本より発展していると感じるのも無理はない。しかし、社会主義であるはずの中国で貧富の差が大きくなっているのは矛盾しているのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)