2020年に発表された厚生労働省の調査によると、小中学生の8割が朝食をしっかり食べていると答えたという。成人男女についても全く食べないという人は少なく、果物だけなど簡単なものを含めれば9割以上が朝食をとっているようだ。中国メディアの快資訊は14日、中国とはまた違う「日本人の朝食事情」を紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本人の朝食は中国人とは違うと紹介。中国には中華まんや揚げパン、豆乳など簡単な朝食を販売する屋台が多く、椅子が用意してあれば座って食べることもでき、移動中に、あるいは職場などに着いてからゆっくり食べることもできる。また、朝食を提供する店も多く、中国では外で朝食をとる習慣が定着していると言えるだろう。

 一方、日本人の多くは「家で朝食をとる」と記事は紹介。女性は結婚すると専業主婦になる人もいるので、夫や子どものために早起きして栄養豊かでおいしい朝食を作り、昼食用に弁当まで持たせると説明した。最近では仕事を持つ女性も多く、女性が朝食を用意するとも限らないが、家族と住んでいる人は家で食べる割合が高い。子どものいる家庭では特にそうだろう。

 もっとも、「買って食べる」派も少なくない。記事は、日本ではコンビニでサンドイッチやコーヒーを買って学校や職場で食べる人もいると紹介した。一人暮らしは4割近くが学校や職場を利用しているとの調査結果もある。日本のコンビニは品ぞろえが非常に豊富で便利なので、中国のような屋台や店がなくても困らないのかもしれない。

 記事は、朝食の種類が多くて好きなものを選べる中国は幸せだと締めくくっているが、重要なのは健康のために毎日朝食をとることではないだろうか。日本ではコロナ禍で在宅時間が増え、食生活が改善されたという人も多い。ぜひこれを機に朝食の良い習慣を身につけたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)