テンセントが16日付で「本当に称賛に値する! 日本人が良いことをしても声高に叫ばない姿勢から多くの点を学べる」と題する記事を掲載した。生分解性プラスチックの開発に積極的に取り組む日本の姿勢に対し、中国メディアが称賛の声を挙げている。

 記事はまず、プラスチックの海洋汚染問題に触れつつ、「自然環境で分解されないプラスチックは各国の悩みの種」と指摘。今回、日本がある種の微生物によって分解されるプラスチックの開発に成功したことを紹介しつつ、記事はそうした成功に対する日本の姿勢に注目している。記事は「このニュースが本当だとすれば、この日本の技術は大ニュース。しかし、だからといって日本人はこうした成功を声高に叫ぶことはしない」と述べている。

 人口が多く、長年ごみ問題を抱えている日本は、ゴミ処理に関しては優れた技術を持っている。これまでは、ゴミの分別や環境に優しい廃棄物の処理方法について研究されてきた。また、ゴミの不法投棄やポイ捨てなどにも罰則が設けられている。しかし、そうした方策だけでは大量に排出されるごみの処理を解決できない。特に、プラスチックの海洋汚染問題は深刻だ。日本で開発されたこの技術が広く応用されれば、地球の生態系を守ることができ、将来的には人類が抱える環境問題の解決にも役立つだろう。

 記事は「黙々と世界に貢献しようとする日本は称賛に値する。とはいえ、地球環境を守るためには一人一人が環境保護に対する意識を持ち続けることが必要。人間が最大のゴミ生産者であることを忘れてはならない」とまとめ「自分の功績を声高に叫ばないのはすばらしい」と結論付けている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)