日本の中華料理店では「ラーメンとチャーハンとギョーザ」というお得なセットを見かけることがある。これは、中国人からすると「主食」が3種類でおかずが見当たらず、非常におかしな組み合わせに感じられるようだが、それでもまだ「個別」に考えれば中国の料理なので理解できるようだ。

 しかし、日本の中華料理のなかには中国人の知識を超越している料理が存在するという。中国メディアの捜狐は10日、「中国には存在しないのに、日本にはどこにでもある中華料理」について紹介する記事を掲載した。

 記事が紹介した1つ目の料理は「天津飯」だ。その名称ゆえにかつては多くの日本人が天津の料理だと思っていたと紹介。「天津飯」の由来については諸説あるが、天津と天津飯の関係ははっきりとはしていないと指摘した。ほとんどの中国人が食べたことのない天津飯の味について、東京の中華料理店で食べたことがあるという記事の中国人筆者は「どこに天津があるのか分からなかったが、甘かった」と伝えている。

 もう1つは「冷やし中華」だ。日本では夏になると多くの店で冷やし中華の看板が出ると紹介。コンビニでも各社が販売を始めると伝えた。そのうえで、名称に「中華」と付いてはいるものの、中国とは関係がなく「日本の料理」だと指摘。昭和の時代に中華料理店で出されるようになったので冷やし中華というのだと説明した。味については中国人の間で評価が分かれているようだが、記事の筆者は「人前に出せる日式中華料理の1つ」と高く評価している。

 日本にはあって本場にはない料理としては、中華料理ではないものの主に中京エリアで供される「台湾ラーメン」も該当する。台湾ラーメンという名前だが、名古屋発祥の料理として台湾でも知られているという。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)