国の経済力を測る指標である国内総生産(GDP)で、日本は42年間にわたって世界2位を維持してきたが、2010年に中国に逆転を許した。その後も日中のGDPの差は拡大する一方となっている。中国メディアの網易はこのほど、日本と中国のGDPについて比較する記事を掲載した。

 まず記事は、2019年の日中のGDPを比較。中国国家統計局によると中国のGDPは14兆4000億ドルで、1人当たりのGDPは1万276ドルだったそうだ。記事によると日本のGDPは5兆2100億ドルで、1人当たりのGDPは4万1314ドルであり、「GDPの総量では中国は日本を大きく超えている」と指摘した。

 そして、2020年になるとその差はさらに広がったと紹介。中国のGDPは初の100兆元を超えており、年間平均為替レート換算だと14兆7000億ドルとなるが、日本はマイナス成長となることが確定しているので5兆ドルを下回るだろうと予測。そのため、「中国のGDPは日本の3倍になる」と誇らしげに伝えた。

 そのうえで、1949年の時点で中国のGDPは日本より上で、約2倍だったと指摘。しかし、1961年に中国は日本に追い越され、圧倒的な差をつけられた時期もあったと強調。しかし、日本はバブル崩壊後はGDPにほとんど変化が見られず、中国は急速に成長して2010年に再び日本を超え、いまや3倍にまでその差は広がったと再び強調した。

 とはいえ、世界一の人口と世界4位の国土面積を誇る中国が経済成長と共に日本を追い越すのは自然なことであり、その差が大きくなるとしてもそれほど驚くことではない。だが、かつて日本の経済成長をうらやましく眺めていた中国にとって、日本を大きく引き離すことができたのがうれしくてたまらないのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)