中国には、日本にゆかりのある場所が少なからず存在するが、中国メディアの快資訊は12日、「中国で唯一、日本人が設計した都市」を紹介する記事を掲載した。

 記事が紹介した都市とは、吉林省の省都「長春」だ。記事は、満州国の建国とともに日本人がここを満州の首都に定め、「かなり力を入れて都市計画を立てた」と紹介している。

 当時、日本人により「新京」と呼ばれた長春は、相当繁栄していたのは間違いないようだ。記事は、日本人は長春をアジア一の都市にするべく、「パリを基準に」美しい都市を作り、工業・商工業の基礎を据え、一時は東京を超えるほどだったと伝えた。後に工業拠点が移されてしまったものの、今でも自動車製造と映画製作の拠点となっており、「東洋のデトロイト」また「東洋のハリウッド」とも呼ばれていると誇らしげだ。

 長春には、今でも当時の面影を残す建物が多く残されており、日本人の作った道路や鉄道などのインフラは今も活用されている。記事は、長春には歴史・工業・文化などの遺産が多く、観光地としても魅力的だと伝えている。

 「日本人がパリを模して中国で作った都市」が今でも残っているというのは、日本人としては興味のあるところだ。歴史を感じるためにも、一度行ってみてみたいという人も多いのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)