現在香港の平均寿命は、男性82.34歳、女性88.13歳と、男女ともに世界ランキングトップとなっている。一方、日本の平均寿命は女性が87.45歳の2位、男性は81.41歳で3位となっている。「日本よりも長寿の香港にはいったいどんな秘密があるのか」と中国メディア百度も注目している。記事は中国の内科医によるコメントを紹介。医師は特に4つの点に注目している。

 1つ目は食習慣。香港の料理は肉や野菜、魚などをバランスよく食べ、味付けも全体に薄味。さらに、薬膳スープは体のバランスを整える作用もある。さらに、お茶の習慣も見逃すことはできないだろう。

 2つ目は喫煙率。香港の喫煙率は10%で日本の男女平均17%(2018年)と比較してもかなり少ない。香港は公共での喫煙も禁止で、増税などの徹底した「喫煙対策」を採ったことで喫煙率が大幅に減少。それが、平均寿命を延ばすことにかなり影響しているのだろう。

 3つ目は仕事を持つ高齢者が多い点。香港は物価も高く、年金だけでは不足してしまう。そのため、60代や70代でも現役で働いている人はざら。仕事や家事で忙しくしていることが、長寿の秘訣なのは間違いないようだ。

 4つ目は運動。香港では高齢者でも運動好きな人が多い。ウォーキング、ゴルフなどの日常の運動を欠かさない人も多い。公園に行くと運動をしている高齢者も多く見かける。

 記事は、バランスの良い食事、禁煙、運動や家事、趣味などで忙しくする健康的な生活習慣こそが、香港人の長寿の秘訣だとまとめている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)