中国のポータルサイト・百度に11日、中国北部で広く利用されている床暖房について「暖かく快適になのに、どうして日本の家庭ではあまり見られないのか」とする記事が掲載された。

 記事は、中国北部で非常に普及している床暖房について、床の上に座る習慣がある日本でも大いに普及しているかと思いきや、意外なことに日本の家庭では床暖房があまり見られないと紹介した。

 そして、日本で中国のような床暖房があまり見られない理由として、自然災害による損壊リスクが高く、さらには火災を引き起こす恐れもあること、丈夫で長持ちゆえに古い家屋が多く、床暖房を導入するための改造が難しいこと、さらに日本の家庭ではフローリングや木材を用いた家具が非常に多く、床暖房を用いることで温度変化により亀裂や変形が生じやすくなる可能性があるといった点を挙げている。

 その上で、建築環境や居住習慣上から床暖房をあまり用いない日本で多く採用されている暖房の方法として、テーブルの上にヒーターが備え付けられ、布団をかぶせて暖をとるこたつを紹介した。また、エアコンのほかに電気ストーブ、石油ストーブといった暖房器具も用いられているとした。

 さらに、地震による被害を最小限に食い止めるべく日本の家屋は頑丈に作られ、保温性が高くなっていると指摘。各種暖房器具の効率アップ、省エネにつながっていると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)