長年日本で生活している中国人のなかには、日本で子育てをしている人もいるだろう。中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど、日本で育った中国人の子どもたちのなかには「中国語を話したがらない」子も多いとし、その理由を考察する動画を配信した。

 これは日本で働く中国人が配信した動画だが、配信者は最近、同じ会社で働く中国人の同僚から「子どもたちが中国語を話したがらないがどうしたら良いだろうか」と相談を受けたという。この同僚には16歳から10歳まで3人の子どもがいるそうだが、子どもたちに中国語で話しかけると「日本語で返答する」のだという。

 子どもたちの父親と母親は共に中国人で、家では中国語を使っており、子どもたちも中国語を聞き取る能力はあるが、それでも子どもたちは中国語を使おうとはしないそうだ。また、子どもたちに「中国語で話すように」とどれだけ言っても中国語では決して話そうとしないと伝えている。

 さらに、この子どもたちは中国の食べ物さえもあまり食べようとしないという状況に、配信者の同僚夫婦は焦りを感じており、このたび配信者を通して中国人の視聴者たちに状況改善のための提案を求めたようだ。

 提案を募ったこの動画に対し、ある中国人ユーザーは「中国人の子どもであっても、日本で育ち、日本の教育を受ければ日本人と同じ考え方をするようになるということだ。もし子どもたちが中国で小学校を卒業した後に日本での生活を始めていたら状況は違っていただろうに」とのコメントを寄せた。

 また、夫が日本人だという中国人女性は、子どもたちに対して家では中国語で話すように「強く要求している」ため、子どもたちは日本語と中国語を自在に使い分けて話すようになっているとコメントした。このほかにも日本で中国語を話すと差別されることがあるとし、子どもたちはたとえ家であっても中国語を話したがらないのだろうと主張するコメントも見受けられた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)