中国のポータルサイト・百度に12日、「日本はブラジルサッカーを学んで成功したのに、どうしてわが国はブラジルに学ぼうとすると罵声の対象になるのか」とする記事を掲載した。

 記事は、かつての日本サッカーは現在の中国サッカーよりもレベルが低い状態だったが、地道な努力によって今やアジア一流の水準を誇り、ワールドカップの舞台でも欧米の強国に引けを取らない戦いを見せると紹介。中国のサポーターたちが日本の成功を非常に羨ましがっているとした。

 その上で、日本のサッカーを発展に導いた背景として、中国サポーターの多くは「日本人がブラジルから学ぶことに成功したから」と認識していると指摘。ブラジルから大量の助っ人選手を呼び込み、さらにはブラジル出身選手の帰化も支援したことで日本の実力は急速に高まっていったと伝えた。また、青少年の育成も非常に重視している点も大きな要因だと紹介している。

 一方、中国もブラジルからサッカーを学ぼうとしたにもかかわらず、日本のようにはうまくいかなかったとし、その背景には中国のサッカー選手や関係者に「地道にやり続ける精神」が不足していることがあると考察。「今日はブラジル、明日はドイツ、明後日はイングランド、それからイタリアに学び……ということを繰り返していては、最終的に非常にいびつな形ができてしまうのだ」とし、中国がより強くなるためにはあちらこちらと浮気をすることなく、自国に合ったスタイルの「お手本」となる国を見つけ、そこから吸収、消化していく必要があるとの見方を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)