食品に対する評価は「味」が非常に重要であることは言うまでもないが、「包装」の仕方もまた重要だ。この点、日本の食品は包装が非常に親切で人に優しいデザインと言えるようだ。中国メディアの澎湃新聞は10日、日本の食品の包装について紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、中国の食品は往々にして不親切な包装になっていると指摘。例えば、ペットボトル入りの醤油を開けようとプルタブを引っ張ったら千切れてしまって開けられなくなったり、ゼリーを食べようとふたを引っ張ってもうまく開けられないことなどは「たびたび」だという。

 この点、日本の食品は非常に親切な設計になっていると紹介。例えば、カップ麺の底にはシールがあり、そこから簡単にビニール包装を開けられるだけでなく、お湯を注いだ後にそのシールを使ってふたを閉めることができると伝えた。中国では付属のフォークを刺してふたをすることが多い。

 また、日本の食品の包装では「こちら側のどこからでも切れます」と書かれたものが多いと紹介。実際、簡単に開けることができると指摘した。中国では、開けやくするための工夫は今でも端をギザギザにするくらいしかないが、それでも切れないことがしばしばだ。

 ほかにも、日本の包装は非常によく考えられた設計になっており、開封後に中の商品が取り出しやすいように工夫されているものや、ホットドッグなどにかけるソースは、ケチャップとマスタードが同時に出るようになっていること、目の不自由人がすぐに分かるよう牛乳パックには切欠きがあること、アルコール飲料の缶には点字が付いていることなどを紹介した。

 こうした親切な包装は、いかにも日本らしい細やかな配慮のデザインだと言えるだろう。小さなことはあまり気にしない中国では見られないものばかりであり、日本の方法は大いに参考になるに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)