「日本で働けば、お金をたくさん貯めることができる」と考え、訪日して働こうとする中国人は少なくないが、果たして本当にお金は貯まるのだろうか。中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど、「日本ではまったく貯金できない」と嘆く中国人の動画を配信した。

 この動画は日本ですでに10年以上も生活している中国人女性が配信したものだ。「多くの中国人は日本では高収入が得られると考える」と前置きしつつも、現実はそう甘くないと語っている。この女性の月収は25万円前後だというが、家賃や税金、食費その他の支出を差し引くと「全く貯金できない生活」が続いているそうだ。

 25万円は現在のレートで約1万5000元に相当し、これはある中国の地方都市の平均月収の4ー5倍にもなるため、中国の基準で額だけを見れば間違いなく高収入と言える。しかし、中国に比べると日本は生活費も高いようで、「手元には一銭も残らない」と、理想と現実は違っていたとして「ため息が出る」と述べている。

 配信者の中国人女性は、「日本で働けば中国より多くのお金が貯められる」というのは誤った考えであると主張している。確かに日本は中国に比べれば生活費が高いと言えるだろう。しかし、この女性は車を所有していて、その維持費などもあって支出が多いという点もあるようだ。「手元には一銭も残らない」現状を変え、お金を貯めようと思うならば、支出内容の見直しが必要になるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)