世界には日本に友好的な親日国が数多く存在するが、インドネシアは親日国の1つと言えるだろう。日本が好きなインドネシア人は非常に多いとも言われている。中国メディアの快資訊はこのほど、「インドネシアは旧日本兵の銅像まで建てている」と紹介し、なぜそこまでインドネシアは親日なのかと問いかける記事を掲載した。

 記事はまず、インドネシア人の対日感情は中国人には理解できないものだと紹介。中国人にとって、日本は今でも侵略してきた「加害者」であり、戦時中に日本に侵略されたことのあるインドネシアは、中国と同じ「被害者」のはずだからだという。

 そのうえで記事は、この銅像が1974年にインドネシアの密林で発見された台湾出身の元日本兵・中村輝夫氏であることを説明。なぜ「インドネシアが日本兵の銅像を建てた」のだろうか。記事は、終戦直後に独立宣言を行ったインドネシアに対し、それまで350年間支配してきたオランダが再植民地化を狙ったことを説明した。

 今はインドネシア独立戦争と呼ばれるこの戦争で、多くの日本兵が独立義勇軍に加勢し、インドネシアは独立に成功したと紹介。ただ、残留日本兵のおよそ1000人が命を落としたと伝えられている。記事は日本兵が敗戦後に残ってオランダからインドネシアを守ってくれたため、インドネシア人は日本人を憎むどころか恩義すら感じていると伝えた。「今はこれほど親日な国はないというほど親日だ」と、中国人との意識の違いを強調している。

 残留日本兵に対して、インドネシアはたびたび感謝を示している。勲章を受けた人は多く、独立戦争で命を落とした元日本兵は各地の英雄墓地に手厚く葬られている。中国とインドネシアはその後の歴史により対日関係は全く違う方向に発展したようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)