中国が飛躍的な経済成長を遂げたのは大きな国土と豊富な資源のおかげという見方もあるようだが、中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど、小さな国土に深刻な資源不足の日本が「これほどまでに発展できたのはなぜなのか」と問いかけ、その理由について考察する動画を配信した。

 この動画は日本で働く中国人が配信したもので、中国に比べて国土が小さく、資源も圧倒的に不足している日本が「これほどまでに発展できた理由を知るのは、中国人にとって非常に重要だ」と説明している。

 配信者は日本の農村の住宅街を撮影したうえで、「日本は中国の農村とは大きく異なり、道路はアスファルトできれいに舗装され、庭付きの戸建て住宅が整然と建ち並んでいる」と紹介、さらに「各家には自家用車がある」様子も動画として紹介した。

 中国では農村といえば発展から取り残された場所という認識が一般的で、生活インフラの整備すら遅れている農村も少なからず存在する。そんな中国の農村に比べ、日本は地域の発展格差が非常に小さいと言えるが、国土が小さく資源も不足しているはずの日本がこれほど発展できた理由として、動画では「日本が科学技術力の向上に力を入れてきたこと」と「教育を重視してきたこと」を指摘している。

 さらに、日本人には「強い探求心がある」とし、この探究心が第2次世界大戦後に日本の科学技術を急激に発展させたと主張。また日本は米国から世界最先端の科学技術を学べるチャンスにも恵まれていたこともあり、日本は優れた科学技術をもとに大きく国を発展させたのだと論じた。

 また動画では、日本は教育を重視する国家であるゆえに「優秀な人材が豊富にいる」うえ、優れた人材は仕事に打ち込む意欲も高いと強調し、こうした要素が日本の発展に大きく貢献していると主張。中国人は国土が小さく資源も乏しい日本が大きな発達を遂げた理由を熟考し、そこから大いに学ぶべきだと結んだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)