多くの中国人にとって「マイホーム」は特別な意味を持つ存在だ。人生において必ず持つべきもので、結婚にも不可欠と見なされているため、たいていの親は子どものマイホーム購入のために資金援助を行っている。一方、日本でも「夢のマイホーム」と言われるが、親の資金援助を受けてまで何としてもマイホームを手に入れようという人は少ないだろう。中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、この違いについて分析する動画を配信した。

 動画ではまず、年収に対する住宅価格の割合からすると、日本人は中国人に比べて容易にマイホームを購入できるはずだと指摘。「日本では年収の11倍」としているが、これは東京の新築マンション価格を指しているようだ。これに対し、中国の住宅価格は平均すると「年収の29倍」だと紹介。都市別では深セン市が43倍、北京市が41倍だという。

 しかも、日本では頭金なしでも住宅を購入できる場合があるほか、住宅ローンの金利は非常に低いと指摘。このため、若者でも親の援助なしに自分の収入だけで十分にマイホームを購入できると伝えた。

 この点、中国は払うべき頭金の割合が多くの場合「最低3割」だと指摘、その負担は非常に重いと言えるだろう。しかも、ローンの金利は5%以上と非常に高いという。そのため、中国ではどうしても親の援助が必要になると論じた。

 こうして比較すると、日本の方がマイホーム購入のハードルは低く、中国の方がハードルが高く、負担も非常に重いと言えるが、それでもマイホーム購入にこだわる中国人の家に対する価値観は、やはり日本人とは根本的に異なっていると言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)