宇宙航空研究開発機構(JAXA)が最新型の新主力ロケット「H3」の外観デザインを発表したことが、中国メディアでも話題になっている。8日付の中国メディア百度は「アメリカに追いつく日も近い? 日本の宇宙開発への野心に警戒」と題して記事にしている。

 まず記事は、「H3」の概要を紹介し、「日本史上最大のロケット」と評されていると紹介している。その上でこうしたロケット開発に関わる日本の技術的な躍進に警戒が必要と述べている。「これまで日本は航空技術開発についても強さを持っていたため、宇宙開発に関してもかなりの技術を持っているはず」と述べている。

 日本は第二次大戦の敗戦を経て、軍事的にはアメリカの庇護のもとにある。さらに、軍事技術の開発に関しても制限を受けているものの、近年日本の軍事技術の開発力は脅威と述べている。さらに、今回の「H-3」ロケットの開発の発表からも、日本が軍事技術の面で躍進を遂げていることは明らかと述べている。

 記事は、「このままいけば日本が軍事技術の面でアメリカに追いつく日は近いのではないか」との憶測も紹介し、「今や世界中の宇宙分野における軍事技術開発が、日進月歩で進んでいる」とまとめている。

 この記事に対しコメント欄では「ミサイルとロケットでは原理的には近い。確かに脅威だ」とか「宇宙技術の面では日本は以前から世界をリードしてきた。最近野望を持ち始めたわけではない」との意見も見られた。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)