新作「中国 ポストコロナの時代」が話題の日本人ドキュメンタリー監督竹内亮氏が、このほど中国メディア京報網のインタビューに答えている。インタビューに対し、竹内氏は日本人が抱きがちなある疑問について率直に答えている。

 竹内亮氏は、中国在住、武漢の様子を映像にまとめた「お久しぶりです 武漢(好久不見 武漢)」が話題となり、中国でも一躍有名となった。武漢市民の様子を記録した作品は話題となり、中国の外務省からも評価されている。

 インタビューに対し竹内亮氏は、「映画を撮るために中国政府からお金をもらったとか、中国政府の宣伝に協力しているなどと言われることもある」と述べ、そうした声に対しこのように答えている。「自分が中国を題材にしているのは、政府からお金をもらっているからではなく、ただ撮りたかったから、表現したかったから」と述べた。

 さらに、南京の感染症対策に関する映像に対しては、場所が場所だけに「スタジオで撮り直されたものでは?」との声も上がったという。しかし、「南京の状況を撮ったのは、日本にいる家族や友人に中国の様子を見てもらいたかったから。感染症対策から学ぶことがあると思った」。

 また、「中国の感染症対策や感染者数に対し疑問を持たれることもあるが、市民レベルでは感染防止にかなり努力している。そうした様子について、もっと知ってもらいたかった」と述べている。

 2011年から中国で活動する竹内亮氏。記事は「彼は、日中の相互理解という重責を一人で担っている」とまとめている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)