最近、日本の政治界では「腐敗」に関する疑惑が次々と噴出している。しかし、それでも中国からすると日本は「腐敗の少ない廉潔な国」と映るようだ。中国メディアの百家号は3日、日本がいかに腐敗の少ない国であるかについて紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、菅政権が発足した際にまず「閣僚の資産を公開したこと」に着目。実際のところ、日本の資産公開制度は「ザル」で抜け穴だらけだとの批判もあるが、それでも中国にはない制度であるためか、記事では「廉潔度」を示す良い例だと高く評価している。

 続けて記事は、日本の公務員がいかに「廉潔」であるかを紹介。教師が余った学校給食を無断で持ち帰ったため処分された例を挙げ、「公共の資源の使い方に対する日本人の断固とした姿勢を見ることができる」と称賛している。これは職権乱用が横行している中国とは大きく異なっていると言えるだろう。

 ほかにも、首相経験者であっても引退後は「特別扱いされることなく、自転車で買い物に行くほど」だと紹介。「日本の役人は廉潔の思想が骨の髄にまで染みこんでいる」とし、この思想は「100年以上にわたって積み重なってきた」ものだと称賛した。

 確かに、中国の汚職や腐敗はその金額や規模が途方もなく大きなケースが多く、そうした例と比べると日本はまだましと言えるかもしれない。しかし、日本でも汚職に関する疑惑のニュースは頻繁に出てきており、胸を張って「日本は廉潔だ」とはなかなか言えないのが現実ではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)